第2回「東北六県ブランド力調査」
[調査の概要]
調査の目的:東北六県のブランド力の測定
調査日程:06/08/18〜06/08/21
調査人数:1200人
質問項目:東北六県の中で、“旅行に行ったらきっと満足するだろうな”というイメージのある県はどこですか。(複数選択)
[結果の概要]
1位 青森県 (508)2位 宮城県 (498)
3位 秋田県 (368)
(括弧内は得票数)
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観光客数との関係
選好数 | 観光客数 | |
青森県 | 508 (25%) | 234996 (18%) |
宮城県 | 498 (24%) | 224303 (17%) |
秋田県 | 368 (18%) | 222489 (17%) |
岩手県 | 241 (12%) | 194324 (15%) |
山形県 | 231 (11%) | 196385 (15%) |
福島県 | 227 (11%) | 212253 (17%) |
(括弧内の比率は総投票数や観光客数に対する各県の投票数や観光客数の割合)
(観光客数は平成12年から16年までの合計、単位:千人)
ブランド力の順位と観光客数の順位は概ね一致するするものでした。 しかし、獲得票数と観光客数との乖離は大きく、上位グループと下位グループの獲得票数には倍の差があるにもかかわらず、観光客数では20%ほどしか開きがないという結果となりました。
上位グループにとっては、ブランド力に見合った観光客数を獲得できていないことを意味し、下位グループにとっては、観光客数に比してブランド力が無いことを意味しており、どちらにおいても改善されるべき問題に思われます。
得票率と観光客数が乖離した原因の一つとして、修学旅行など随意選択ではない観光客数が含まれていることと、「観光入込数は、特定の観光地点を通過する観光客の延べ人数であり、回遊観光客が複数カウントされている場合がある(各県「観光統計」より)」ことが考えられる。この問題を回避するためには、随意の観光客に限り、また、主たる旅行先の統計が必要となる。また、もう一つの原因として東北地方が他の地方に比べて人気が低い可能性が挙げられる。それにより、今回の調査における得票数の差異が埋没した可能性が考えられる。 |
[各県の主要観光名所]
県名 | 観光客入込数(単位:千人) |
青森県 | |
十和田八幡平国立公園 | 3149 |
浅虫・夏泊 | 1892 |
宮城県 | |
松島海岸 | 3660 |
青葉山周辺 | 1981 |
秋田県 | |
男鹿半島 | 2112 |
八幡平 | 1376 |
岩手県 | |
陸中海岸国立公園 | 6350 |
十和田八幡平国立公園 | 2050 |
山形県 | |
松岬公園と上杉家御廟 | 2029 |
蔵王エコーライン | 1065 |
福島県 | |
ら・ら・ミュウ | 2375 |
磐梯高原 | 1785 |
(観光客入込数については、国土交通省東北運輸局のホームページから)
[調査データ]
(2006/09/05)
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この夏行きたい温泉地の1位に「湯布院」、満足度トップは「草津」。 (Narinari.com)